・リビングのことで悩んでいる
・リビングで失敗しないコツを知りたい
約3年かけて注文住宅を建てた僕がこんなお悩みを解決します!
リビングは新築を建てた人が後悔する場所ダントツナンバーワンです。
1日で1番多くの場所を過ごす場所なので当然といえば当然ですね。
我が家は約18畳のLDK(リビングだけだと14.5畳)をつくりました。
いくつか細かい後悔はありますが、家族が快適に暮らせているので満足しています。
この記事では、リビングでの後悔事例を調べまくった結果と我が家の失敗事例をたっぷりご紹介します。
なにか1つでも家づくりの参考になればうれしいです!
これからご紹介する後悔事例では、間取りに関するものが多くあります。
間取りで後悔しないための対策として、間取プランを複数作ってもらうのもおすすめです。
「タウンライフ家づくり」というサービスなら無料で複数の設計士さんから間取りプランを作ってもらえます。
我が家の体験談とサービス利用の手順を以下の記事にまとめていますので、よかったら参考にどうぞ。
>>家づくりの新常識!優良住宅会社のプロが無料で間取りプランをくれるサービス「タウンライフ家づくり」を活用しよう!
目次
新築リビングの後悔ポイント16選
リビングの後悔ポイントをネット(SNSやYahoo知恵袋など)や雑誌で調べてみましたが、たっくさんありました。(まとめてるの疲れました。笑)
この記事に書いてあることを網羅していれば、たいていの後悔は防げるはずです!
リビングの後悔1.思ったより狭かった
広さで後悔している人が1番多かったですね。
我が家は打ち合わせ時に予算オーバーとなってしまい、リビングの広さを削ってしまい少し後悔しています。
打ち合わせ中にできるだけ多くのリビングを見学して、設計士に自分たちの要望を伝えることが大切です。
リビングは狭くても広くても後悔するので、自分たちにあった広さを確認しておきましょう。
リビングの後悔2.リビングトイレにしたら音が気になった
リビングトイレにすると、リビングからトイレまでの距離が近いので便利ではあるのですが「音」で後悔している人が多いです。
我が家は音やニオイを考慮してこんな間取りにしました。
トイレからの距離は近いですが、扉があるので音は全く聞こえません。
「玄関からトイレが丸見えじゃないの?」という質問が来そうですが、玄関からも見えないように工夫しています。
トイレは音・視線・ニオイの見えない問題が潜んでいるので要注意!
リビングの後悔3.収納が足りず片付かなかった
リビングの収納が足りないとモノが片付かずストレスになりますし、パントリーなどの別の収納場所があってもいちいち移動しなければならないので面倒です。
また、見せる収納もキレイに整頓する必要があるので注意が必要です。(我が家はムり)
我が家はリビングに書類などちょっとしたものを収納する場所と、掃除機など大物を収納する場所の2つを設けました。
書類などを入れる収納
大物を入れる収納
収納があるおかげでリビングは常に(!?)スッキリ片付いています。
リビングの収納はちょこちょこ設けておくとよいですよ!
リビングの後悔4.2階リビングにしたら色々大変だった
2階リビング、憧れますが後悔も多いですね。
我が家も検討はしましたが、ネットの後悔事例をみて諦めました。
2階リビングだとプライベート感がでたり、日当たりが良かったりするのでメリットとデメリットをよく比較してください。
どちらがいいかは人それぞれですが、1階リビングで後悔している人はあまり見かけなかったですね。
リビングの後悔5.日当たりが悪かった(北向き・西向き・南向き)
よくある日当たりに関する後悔ですね。
日当たり的には南向きがよいとされますが、間取りや周りの環境の制限などで、どうしてもその他の向きにつくる家もあると思います。
「一般論」として、方角別に日当たりはある程度決まっています。
メリット | デメリット | |
北向き | ・他の方角より涼しく過ごせる ・大通りに面している場合は視線を気にしなくてよいことも | ・奥側が暗くなることも ・洗濯物が乾きにくい |
南向き | ・日当たりがよい ・洗濯物が良く乾く | ・昼間暑いことも ・家具や床が日焼けしやすい |
西向き | ・夕方まで明るい ・洗濯物が良く乾く | ・夕方暑いことも ・家具や床が日焼けしやすい |
東向き | ・朝日が入ってくる ・他の方角より涼しく過ごせる | ・昼~夕方暗くなることも ・洗濯物が乾きにくい |
一般論と書いたのは環境や設備(窓の大きさなど)によって大きく変わるからです。
例えば、南向きでも近くに高層マンションが建っていると日当たりは悪くなることがありますし、北向きでも十分明るさを取り込める家もあります。
昼間家に居る時間が長い人ほど日当たりを重視しましょう!
リビングの後悔6.床をクッションフロアやタイルにして後悔
つづいては、床材選びでの後悔です。
クッションフロアやタイルは水気に強いので、水回りで活躍することが多いですが、その機能性からリビングの床に取り入れる方もいます。
ただ、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。
好みは分かれますが、ぼくは無垢床がおすすめです!
リビングの後悔7.吹き抜けにしたら2階の部屋が狭くなった
家を建てようとしている方で「吹き抜け」に憧れている方は多いのではないでしょうか。
我が家も当初リビングに開放感を出したくて検討していましたが、「2階の部屋が狭くなる」という理由で諦めました。
リビングの開放感をとるか、2階のスペースを取るか、究極はこの2択になると思います。
吹き抜けのその他の後悔ポイントは以下のとおりです。
意外とデメリットも多いので注意が必要ですね。
どんな家にしたいか夫婦でよく話し合いましょう!
リビングの後悔8.リビング階段にしたら音や視線が気になった
我が家もリビング階段を採用しましたが、音問題は発生します。
吹き抜けじゃない我が家でも結構聞こえるので、吹き抜け+リビング階段の家庭はもっと聞こえると思います。
多少音が気になりますが、リビング階段いいですよ!
リビングの後悔9.大きな窓にしたら外からの視線が気になった
リビングに大きな窓を設置すると、開放感が得られ日当たりも良くなります。
ただ、外からの視線を考えていないと住んでから大きく後悔してしまいます。
周りの設置環境によるので、可能ならお隣さんの窓やバルコニーの場所、土地が通りに面しているかの確認など、しっかり現地下見をしてから間取りを決めましょう。
我が家の場合は周りの環境から問題ありませんでした。
土地の周りを下見してから間取りを決めることは重要ですね
リビングの後悔10.土間リビングにしたら冬寒かった
おしゃれで掃除がしやすいことなどから人気の土間リビングですが、デメリットもあるので要注意です。
特に「冬寒い」という後悔事例が多くありました。
リビングに床暖房を入れたり、窓を工夫することで対策できるので、寒さが苦手だけど土間リビングにしたいという方は対策を考えておいてください。
生活スタイルがガラリと変わるので、夫婦でよくよく検討してください!
リビングの後悔11.縦長リビングにしたらキッチンが暗くなった
縦長のリビングにすると以下のようなメリットがあります。
ただ、キッチンが奥(大きな窓から見て)になりがちなので、日光が届かず昼間でも暗くなることがあるようです。
照明を多めにつけて置いたり、キッチン側にも採光用の窓を付けておくなど対策が必要です。
事前に対策しておけばデメリットではなくなりますね!
リビングの後悔12.玄関から洗面所に行くのにリビングを通らないといけなかった
動線を意識していないと、このような問題が起きます。
リビングは生活の中心ですが、動線の中心にする必要はありません。
人がとおるとくつろげないですからね。
我が家の場合は回遊できる間取りにして、リビングを通らなくても玄関~洗面所~お風呂まで行けるようにしました。
リビングをプライベートな空間にしましょう!
間取りのアイデアがたくさんほしい方は以下記事を参考にしてみてください!
家づくりの新常識!優良住宅会社のプロが無料で間取りプランをくれるサービス「タウンライフ家づくり」を活用しよう!リビングの後悔13.アイランドキッチンにしたらニオイがすごかった
ニオイに関する後悔ですね。
アイランドキッチンは壁がないので、当然ニオイは筒抜けです。
おそらくみなさん認識した上で採用されていると思いますが、想像以上にニオイが充満して後悔している人もいます。
我が家の場合は対面キッチンにしましたが、IHコンロ周辺に壁を設けることでニオイの充満を防ぎました。
換気用の窓を設けるなどニオイ対策も必要ですね!
リビングの後悔14.スイッチの位置がいまいちだった
リビングのスイッチはあまり頻繁にオンオフすることはないですが、朝起きた時、出かけるとき、就寝時に「位置が微妙だな」と思う方もいるようです。
我が家の場合はこんな感じです。
リビングの電気はどんなときにオンオフしますか?
リビングの後悔15.リビング和室は段差なしにすればよかった
人気のリビング和室ですが、大きく段差ありと段差なしに分かれます。
段差があるとリビングに立体感がでてオシャレになるのと、収納に使えるというメリットがあります。
ただし、段差アリの場合は上記に挙げたようなデメリットもあるので要注意です。
我が家は段差無しのリビング和室(3畳)にしました。
使い勝手も良くとても満足しています。
ギリギリで段差なしに変更しておいてよかった!
リビングの後悔16.ダウンライトにしたらまぶしかった
最近どの家も取り入れているのではないかというくらい主流になったダウンライトですが、つけ方を間違えると「まぶしい」「暗い」などの不満が出てきます。
子育て世代にはぜひ調光機能がおすすめ!
リビングの後悔を防ぐ3つのコツ
いろんな広さやかたちのリビングを見学して広さの感覚をもつ
間取り図で見ると広さは広く見えます。
例えば「15畳のリビング」と聞いてどういう感覚を持っていますか?
間取り図で見るとこんな感じ↓
なんとなく広そうに見えますよね。
ただし、間取り図には家具家電を置いていなかったり、実際に部屋に居るときの雰囲気は分かりません。
また、家族によってリビングでの過ごし方は違うので、「うちは4人家族だから15畳は欲しいよね」などと決めてしまうと後悔する可能性が高くなります。
広さは実際に見てみないと分かりません。ここは時間と労力のかけどころなので頑張りましょう!
見えないものを意識して間取りを考える
見ないものとは「視線・音・ニオイ」です。
目に見えるものはあらかじめ失敗を避けやすいのですが、目に見えないものは実際に住んでみないと分からないことが多いです。
とはいえ、住んでから後悔することは絶対イヤなので、できるだけ想像を膨らませてあらゆるパターンで対策していきましょう。
想像しやすいものをいくつか記載しておきますね。
将来を見通すと目に見えないものがまだまだ出てきますよ!
迷ったら長く居てストレスにならない方を選ぶ
特にリビングは失敗したくないという気持ちが強いと思います。
「広くておしゃれなリビングにしたいけど、掃除がラクでストレスフリーな生活をしたい」みたいな、どっちをとっていいか分からないことってありますよね。
そうした時は「長く居てストレスにならない方」を選ぶとよいかと思います。
例えば我が家の場合は以下のような感じです。
小さなストレスの積み重ね=後悔につながるので、とにかくストレスを減らしましょう!
新築で1番後悔する場所はリビング!失敗ポイント16選のまとめ
いかがでしたか?
今回は新築での後悔が最も多いリビングについて、失敗ポイント16選と失敗しないコツ3つを解説しました。
理想のリビングがつくれたらきっと新築の家が好きになれると思います。