・トイレはタンクレスにしたいけど予算が・・・
・タンクありトイレってやっぱダサい?
・予算を使ってでもタンクレスにすべき?
「新築はタンクレストイレ」という方多いですよね!
と言いつつ、我が家はとても悩んだ挙句、1F、2Fともにタンクレストイレをやめました。
その主な理由は・・・
タンクレストイレをやめた我が家ですが、全く後悔はしていません。
この記事を読むと、トイレのタンクあり・タンクなしを選ぶヒントが得られるはずです!
「インスタではみんなタンクレスだし、新築=タンクレスだよね!」ではなく、しっかり検討してからタンクあり or タンクレスを選んでいきましょう。
トイレは音・におい・視線対策がとても重要です。
実はトイレはとても難しい場所なんですよね!
トイレの失敗は間取りが大きく関わってくるので、いくつかパターンを検討するのがよいです。
無料の間取りプランをもらう方法は以下記事にまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
>>【我が家の体験談】有名ハウスメーカーから無料で間取りプランをもらう方法目次
タンクレストイレで後悔した人たちの意見をまとめてみた!
ここからはタンクレストイレで後悔している人たちの意見をご紹介します。
「まあそうだよね」ってものから「え!そんなことで後悔することもあるの?!」ってものまであったので気になるものがあれば目を通してみて下さい!
- 停電時に使いづらかった
- つまりが起きやすかった
- 費用が高く、予算がオーバーした
- 修理費用が高くついた
- お金をかけた割に2階トイレは使わなかった
順に解説していきます!
タンクレストイレの後悔①停電時に使いづらかった
使えないことはないんだけど、使いづらいと感じる人もいるみたいです
メーカーによって違いますが、TOTOを例にタンクレスとタンクありで停電時の流し方を比べてみました。
まずはタンクありの場合
次に、タンクレスの場合
以下に動画もあったので、参考に観てみてください!
あまり違いがなさそうですが、僕が感じた違いは以下のとおりです。
- タンクレスは少し屈(かが)まないといけない
- タンクレスはいちいちフタを外さないといけない
- タンクレスは2秒くらい引っ張らないといけない
災害時はただでさえストレスなので、こういった小さなストレスは減らしたいですよね!
新築のオール電化で後悔する理由はデメリットにあり!停電時の影響について徹底解説!タンクレストイレの後悔②つまりが起きやすかった
タンクレスはちゃんと流れないケースもあるようです。
タンクレストイレはその名のとおりタンクがないので、水圧で水を流します。
この水圧が足りないと、「つまり」を起こす原因になります。
水圧が足りなくなることがあるのは、以下のケースがあります。
- 2階以上に設置する場合
- もともと水圧が低い立地の場合
- 停電などで十分な電力が供給されないとときに使用した場合
最近は「ブースター」と呼ばれる水圧を加える装置があるので、ブースター付きの製品を買うと対策できます。
タンクレストイレの後悔③価格が高く、予算オーバーしてしまった
我が家がタンクレスをやめた(というか諦めた)いちばんの理由はこれでです。
後ほども説明しますが、タンクレストイレにする場合、倍くらいの価格になることがあります。(メーカーやモデルによります)
そうした場合、無垢の床を諦めたり、食洗機を安いのにしないといけなかったりと別のところで予算を確保する必要がでてきます。
トイレにそこまでこだわりがない人は、タンクレストイレを今一度検討した方がよいかもしれません。
注文住宅での予算オーバー【MAX100万円削減する方法まとめ】タンクレストイレの後悔④修理費用が高くついた
故障したときに後悔する人も多いようです。
タンクレストイレとタンクありトイレではそもそも構造が異なっており、故障時の対応も違ってきます。
例えば、タンクレストイレはウォッシュレットと一体型なので、もしウォッシュレットが故障した場合は、便器ごと取り換えになり、かなり高額になります。(10万円以上するケースもあるらしい・・・)
トイレの故障には色々あります。
モノはいつか壊れるので、修理費用も頭に入れておいたほうがよさそうですね。
タンクレストイレの後悔⑤2Fトイレをほとんど使わなかった
2階のトイレにこだわった人も後悔しています。
予算に余裕がある人やトイレにこだわった人の中には、2階のトイレもタンクレストイレにした人もいます。
その中で「2階のトイレにそこまでこだわらなくてもよかった」と後悔している人もいるようです。
使用頻度によって、お金をかけるところと節約するところを考えるとよいですね。
2階のトイレは必要?メリット・デメリットとおすすめの理由を徹底解説!我が家がタンクありトイレにした理由5つ
これまで何度か述べたように、我が家はタンクありトイレにしました。
その理由は5つあります。
気になるところをクリックしてジャンプして読んでくださいね!
タンクありにした理由①費用が安いから!費用差は約20万円!
タンクレストイレは、おしゃれでコンパクトで憧れがあるのですが、なんせ高いです。
以下2つのTOTOさんのトイレを比べてみます。
HPに載っている価格を比べてみると以下のとおりです。
価格 | |
タンクレス(ネオレスト) | 412,000円(税込 453,200円) |
タンクあり(HV型)※我が家で使用 | 194,000円(参考税抜価格) |
約2倍ですね。
1階と2階に設置する方は約40万円の差になります。
我が家はトイレより他にこだわりたいポイントがあったので、タンクレスにすることをやめました。
何事も優先度が大事!我が家にとってトイレの優先度はかなり低かったので予算をかけていません。
タンクありにした理由②タンクありでもデザイン的に問題なかったから
我が家のトイレは1階も2階もTOTOの一体形便器 HVシリーズというものです。
1階のトイレがこちら
2階のトイレがこちら
見て分かる通り、さほどこだわっていません。笑
どちらとも独立洗面器(一番安いもの)を付けたので、トイレに手洗いはつけていません。
トイレ自体に手洗いがついていないので見た目もスッキリしていて、デザイン的には気に入っています!
デザインが引っかかっている方は、独立洗面をつけて手洗いなしにすることをおすすめします!
タンクありにした理由③タンクありの方が災害時でも安心というイメージがあったから
先ほども言いましたが、タンクレストイレでも停電時に使用することはできます。
ただ、タンクありより少し手間だったり、水圧の問題もあるので、やはりタンクありの方が安心かなと思い、タンクありを選択しました。
災害時に「やっぱりタンクありにしとけばよかった」という方がいるということは、タンクレスよりタンクありの方が後悔しにくいということだと思います。
タンクレスでも大丈夫かもですが、タンクありの方がより安心かな!
タンクありにした理由④タンクありでもスペース的にあまり違いがなかったから
我が家のトイレは平均的な広さの約1畳なのですが、タンクありでも広さ的に問題ありませんでした。
トイレのサイズに関しては、先ほど比較したタンクレス(TOTO ネオレストAHシリーズ)とタンクあり(TOTO HVシリーズ)では以下のような違いがあります。
サイズ(目安) | |
タンクレス(TOTO ネオレストAHシリーズ) |
奥行き80cm、幅:46.8cm、高さ:56.5cm |
タンクあり(TOTO HVシリーズ) |
奥行き:79.7cm、幅:40cm、高さ:94cm |
タンクがある分、当然高さは違いますが、幅や奥行はショールームで見た感じでもさほど変わらなかったので、タンクありにしました。
トイレの広さ次第!ショールームで現物を比較しよう!
タンクありにした理由⑤タンクありでも掃除がラクそうだったから
「タンクレスは掃除が簡単で、タンクありは大変」と思っている方もいるかと思いますが、最近はタンクありでも掃除がラクになっています。
上記は一例ですが、トイレクイックルでサッと拭けば掃除完了です!笑
我が家は週1回の掃除ですが、きれいな状態を保ててますよ!
掃除のしやすさはさほど差がない!
タンクありトイレで2年間過ごした感想【後悔はたった1つ】
タンクありのトイレで後悔したことはあまりないのですが、あえて1つ挙げるとすると
だけです。
どういうときに困るかというと、トイレ掃除のときです。
掃除後に連続で流したいときに待ち時間が発生するので、このときばかりは、タンクありにしたことを少しだけ後悔します。
とはいえ、小さな後悔1つだけなので、タンクありにして正解だと思っています。
僕みたいにせっかちでなければ問題ないです。笑
もし後悔してしまったら、後からでもタンクレストイレにできる!
タンクありトイレにして、どうしても後悔してしまったら、後からタンクレストイレに買い替えることも可能です。
もしリフォームを考えているなら複数業者から見積もりをとって比較することを忘れずに!
幸い、トイレは丸っと入れ替えが可能なので、お金が貯まってから買い替えるという選択肢もあることを知っておけば少し気がラクになりますよね。
我が家はタンクありトイレで後悔していませんが、アラウーノなどの最新型トイレも憧れてます。笑
タンクレストイレにする方を否定するつもりはなく、トイレにとことんこだわりたい方は、とことんこだわってもいいと思います。
ただ、我が家のように予算が限られていて、もっと他にやりたいことがたくさんあるという方はタンクありトイレを検討してみてもいいかもしれません。
じっくり検討してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ほかの水回りの記事も書いていますのでよかったら参考にしてみてください!