・夫婦そろって人見知りなんだけど大丈夫かな?
・打合せは重要って聞くし、、、
こんなお悩みに答えていきます!
ハウスメーカーとの打ち合わせは、回数が多く、1回の時間も長くなりがちです。また、失敗できない決断の連続でかなり大変ですよね!
そんなときに、ハウスメーカーからただ言われるがままに進めていると、思いがけない失敗をすることがあります。
そんな失敗を防ぐために、この記事では僕が注文住宅を建てたなかで「使える!!」と思った、ハウスメーカーや工務店への質問についてまとめていきます。
それでは、早速解説していきます!
目次
ハウスメーカーとの打ち合わせで使える質問7つ!
僕が注文住宅を建てた経験から、ハウスメーカーとの打ち合せで使える質問7つを解説します。
使える質問は以下のとおりです。
- 影響確認「〇〇にすると、どうなりますか?」
- 役割確認「〇〇は、誰がやりますか?」
- 締め切り確認「〇〇は、いつまでにやりますか?」
- 費用確認「〇〇は、いくらかかりますか?」
- 裏付け確認「〇〇は、どうしてそうなりますか?」
- 目視確認「〇〇を、見ることはできますか?」
- 念押し確認「〇〇は、どうなってますか?」
なんとなく勘のいい方は分かっていただけると思いますが、すべて仕事でも使える(使っている)質問です。
注文住宅の打ち合わせでも例外なく使えることが分かったので、その効果とともにひとつひとつ解説していきます。
ハウスメーカーへの質問①影響確認「〇〇にするとどうなりますか?」
何か選択(決定)した場合に、影響を確認する質問です。
例えば、以下のような質問ができます。
何かを選択すると別のところに影響を及ぼすことが多いので、影響が出そうなときは都度ハウスメーカーに確認することをおすすめします。
何かを決めたら影響を確認しよう!
ハウスメーカーへの質問②役割確認「〇〇は誰がやりますか?」
ある項目の役割を確認する質問です。
家づくりを進めるうえで「誰が」実行するかも重要です。
誰々が決めると思った、では全然進んでいきませんからね。
1つ1つ担当を設けて、担当になった人は責任をもって進めないといけないです。
「〇〇さんがやると思った」じゃ進まないよ!
ハウスメーカーへの質問③締め切り確認「〇〇はいつまでにやりますか?」
スケジュールの期限を確認する質問です。
仕事で「〇〇を決めておかないと△△に進めない」ってことありますよね?
家づくりも一緒で、ある項目を決めないと次に進めないってことがあります。
例えば、間取りが決まらないと着工できないですよね?間取り以外にもいろいろあるので、期限を切って1つ1つ進めていきましょう。
スケジュール管理も超大事!!
ハウスメーカーへの質問④費用確認「〇〇はいくらかかりますか?」
費用の確認は都度した方がよいです。
なせなら、あるとき急に予算オーバーになったときにかなりの手戻りが発生する可能性があるからです。
まあ、ここはみんな気にするところなので聞きますよね。笑
100万円を削るより10万円を削る方がラクですもんね!早めに気付ける工夫をしよう!
ハウスメーカーへの質問⑤裏付け確認「〇〇はどうしてそうなりますか?」
どうしてそうなったのか、裏付けを確認する質問です。
ハウスメーカーにいわれるがままにぼーっと打ち合わせを進めていると、失敗にも気づけないですし、納得感がありません。
どうしてそうなるのかを理解せずに進めていると、失敗に気付くこともできず、住んだ後に「しまった」となりかねません。
何でもかんでも聞くことはないですが、少しでも気になることがあったら聞いておきましょう。
納得しながら進めないと住んだあと後悔するよ!
ハウスメーカーへの質問⑥目視確認「〇〇を見ることはできますか?」
百聞は一見にしかずですね。
ドアの取っ手や階段の手すり、巾木などなど、どんな細かいものでも面倒くさがらず、見れるものは何でも見せてもらいましょう。
住んだ後に、思ってた色と違う!思ってた大きさと違う!ってことは山ほどありますので・・・。
基本、何でも見て触れておく!後悔しない鉄則です!
ハウスメーカーへの質問⑦念押し確認「〇〇はどうなってますか?」
意外と大事なのが念押し確認です。
ハウスメーカーもプロではありますが、人です。
ミスるときはミスるので、こちらから念押しの確認をしましょう。
これも何でもかんでもするのではなく、自分が不安に思っていることを聞くとよいです。
「念のための確認です」と先に言っておけば失礼がないですよ!
ハウスメーカーとの打ち合わせで質問をすることのメリット3つ
ハウスメーカーとの打ち合わせで質問することのメリットを3つ紹介します。
最大のメリットは、「家づくりに失敗しない」ことですが、もう少し掘り下げて説明します。
- 認識齟齬やヌケモレなどの失敗を防げる
- 打ち合わせがスムーズに進む
- 打ち合わせ中の気まずい沈黙がなくなる
メリット①ハウスメーカーとの認識のズレやヌケモレなどの失敗を防げる
今回紹介した質問をすれば、ハウスメーカーとの認識のズレやヌケモレを防げます。
家づくりで失敗する原因のひとつとして「思い込み」があります。
施主はAと思って進めていたが、ハウスメーカーはBで進めていたってこと結構あるんですよ!
打ち合わせの内容をすべて議事録に書いていれば、認識のズレは起きませんが、そもそも書いていないと意味がありません。
議事録に書いてもらうには会議内で議論するしかなく、議論がなければ質問して議論しなければなりません。
ハウスメーカーも人ですからね、うっかりミスもあります。
こちらからの質問で救えるものも多いので、どんどん質問していきましょう!
質問で失敗や後悔が格段に減るんです!
メリット②打ち合わせがスムーズに進む
先ほど紹介した質問をすることで、着実に進んでいくため、手戻りが少なくなり、スムーズに進めることができます。
また、打ち合わせをすると分かりますが、結構話が脱線します。
それはそれで楽しいのですが、そうしている間も着実にタイムリミットは近づいています。
そんなときは、ご紹介した質問を通して本題に戻すことができます。
適度に雑談したら、しっかり本題に戻って着実に進めていきましょう!
早め早めに決めていくことが成功の秘訣です!
メリット③打ち合わせ中の気まずい沈黙がなくなる
僕や僕の妻は、結構な人見知りです。
ハウスメーカーが話上手な方だったらいいのですが、設計さんとかは人によっては寡黙な人もいます。
そうすると、ときどき沈黙になって気まずくなることもあります。
そんな時は変な世間話を振るよりも、先ほど紹介した質問を投げかけてみてください。
どんなに寡黙な設計士でも、自分の得意な家についての質問なのでガンガン話してくれます。
人見知りの方も安心です!
こんな時どうしたらいい?ハウスメーカーとの打ち合わせで質問するときに覚えておくこと
ハウスメーカーとの打ち合わせの中で質問をしてほしいとお伝えしましたが、いきなり質問するのも大変かと思いますので、こんな時どうしたらいいかってのを想定してみました。
特に質問に慣れていない人は読んでみてください。
打ち合わせでの注意①夫婦2人とも人見知りで質問ができない!
苦手だったら、無理にその場で質問する必要はありません。
打ち合わせ中に気になったところをメモしておいて、後日メールで「あの日のここが少し気になったので念のため確認させてください。」といった感じで聞けばよいです。
ここで「念のため確認」を使ってみてください。
「話合ったことはおおむね理解しているけど、一応確認させて」っていう感じで聞けば、相手もイヤな気になりません。
メールならちゃんと証拠が残るし、メリットあり
打ち合わせでの注意②ハウスメーカーに質問してイヤそうな顔をされたら?
ぶっちゃけ僕ならハウスメーカーを変えますね。笑
一緒にやっていく自信がないです。
とはいえ、もう契約しちゃったって方もいると思うので、考えてみます。
もしかしたら質問の仕方がよくないかもしれません。
例えば、打ち合わせ中に何度も確認し合ったところを再度聞いてみたり、あまりにも頻繁に費用の計算をさせたりすると、相手も人間ですからムッとしますよね。
相手の立場に立って、質問することも重要です。
だんだん質問すべきタイミングやコツが分かってきますよ!
打ち合わせでの注意③夫婦どちらが質問すべき?
ここは男だろっ!と言いたいところですが、どっちでもOKです。
得意な方、もしくは気付いた方がやりましょう。
僕たちの場合は、「ここ怪しいな。気になるな」ってことに気付いた方が質問するようにしていました。
そのためには、お互いが自分事として考えておくことが重要です。
どっちかに任せっきりにしないこと!!
「二人で建てた家」であれば成功の喜びも失敗の痛みも分かち合えますから。笑
打ち合わせでの注意④こちらから質問しないとだめなの?
高いお金を払ってるんだからハウスメーカー側から確認してくれよ!と思う気持ちは、すごくわかります。
分かりますが、質問はこちらからしないとだめです!
なぜなら自分たちの家だからです。
もし質問しないで、思っていたものと違うものができたり、予算が大幅にオーバーしても結局損するのは自分たちですよね。
ハウスメーカーや工務店がいろいろと提案してくれますが、最終決定をするのは自分たちなので、その責任も自分たちにあります。
自分たちの家は自分たちで建てるんだくらいの意気込みで挑みましょう!
家づくりはもろに自分事なので、積極的に質問をしよう!
打ち合わせでの注意⑤変なタイミングで質問してもいいの?
全然OKです。
最悪なパターンは、気になっていること・不安になっていることを質問しないまま進んでいくことです。
「もう遅いかも」と思って引っ込めるのではなく、「念のため確認しておこう」というスタンスで何でも質問してみてください。
ハウスメーカーや工務店も、家は一生の買い物だと理解してくれています。
施主が気になっているなら・・・と何とかしてくれることも結構ありますよ!
遠慮は禁物!気になったらなんでも質問・相談しましょう!
ハウスメーカーとの打ち合せで使える質問まとめ
本記事では、ハウスメーカーとの打ち合わせで使える質問7つをご紹介してきました。
この質問を駆使すれば、家づくりが成功する確率はグッと高まります。
ぜひ今回ご紹介した質問を使って、手戻りやヌケモレのないスムーズな打ち合わせにして後悔のない家づくりをしていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
以下の記事もおすすめなのでぜひどうぞ!