・小さい子どもがいる家庭でも大丈夫?
・夫が無垢床にしたいと言ってるけど、後悔しそうで悩んでいる
無垢床はデメリットもあるのですごく悩みどころですよね!
我が家は1Fを無垢床、2Fをフローリングにしています。
夫婦そろって無垢床のメリットに惚れ込み、無垢床を採用しました。(2Fは予算の関係で断念しましたが。。。)
・裸足で歩いた時の肌触りが最高
・見た目(色合い)がかっこいい
・経年劣化を楽しめる(我が家にとってはメリット)
とはいえ無垢床は初期費用が高かったり、メンテナンスが大変だったりとデメリットも多いことで知られています。
この記事では、無垢床で後悔してしまった経験者の声と我が家の実例紹介をもとに「後悔しない無垢床の選択」をサポートしていきます。
無垢床にしてもしなくても、後悔することがないようこの記事がお役に立てばうれしいです!
結論から言うと、予算の問題なら無垢床を諦めないでほしいです。
なぜなら、我が家は無垢床にして本当によかったから。
家の広さにもよりますが、無垢床にするには数万円~数十万円かかります。
もし、まだ相見積もりをしたことがないという方は、無料で相見積もりができるサービスを使ってみてください。
複数会社で見積もりをとることで、無垢床分くらいの費用が安くなる可能性があります。(数百万円安くなったという事例もあるくらいです!)
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目次
経験者が無垢床で後悔しているポイント5つ
注文住宅を建てた経験者の中には無垢床にして後悔している人が多くいます。
ネットの口コミ調査や実際に住んでみて実感した「無垢床で後悔するポイント」は、以下のとおりです。
- 無垢床の汚れや隙間の掃除などメンテンナンスが大変
- 子どもやペットが無垢床を傷つけてしまった
- 床鳴り(時々パキンとする音)がして気になってしまう
- 無垢の色や模様が思っていたものと違い過ぎた
- 無垢床がきしんだり、ひび割れたりした
それでは1つ1つみていきましょう!
水濡れや汚れの掃除・メンテンナンスが大変
住み始めて2ヶ月、シミが目立ちます…傷はついても味と考えていたのでそこまで気になりませんが、黒ずみのようなものが出てきました。
濡れたものを置きっぱなしにしたり、ずっと濡れたままにしているとカビが生えます。それに水滴を残したままにすると自然に乾きますがシミが残ることもあります。
我が家もそうですが、水で濡れたりするとすぐシミになります。
こまめに拭いていてもできてしまうので、ストレスに感じてしまうこともあります・・・。
何も知らずに採用してしまうと、住んでからその大変さに気付いて後悔してしまうパターンが多いようです。
キレイ好きほど後悔しがち・・・
子どもやペットが無垢床を傷つけてしまった
小型犬を部屋飼いしてます。無垢材はかなりのキズを覚悟してください。
無垢床はフローリングよりも傷がつきやすいです。
小さい子どもやペットがいる家庭はどうしても傷がついてしまうと思うので覚悟しておかないといけませんね。
我が家は1歳の子どもがいますが、今のところ大きな傷はついていませんでした。
行動量が増えてくるとやられそうなので覚悟しておきます。笑
子どもやペットがいるおうちは多少の傷は覚悟しておいた方が精神的によさそうです。
床鳴り(時々パキンとする音)がして気になってしまう
ここ数ヶ月で床鳴りと隙間がとても気になるようになりました。
住み始めてすぐに冬を迎えたため、構造材の乾燥で家じゅうが「バキバキ」いってました。
我が家もそうですが、冬になり乾燥してくると、「パキン」とか「パチン」とか何かが弾けるような音がします。
昼間テレビをつけていたり、会話していれば気にならないレベルですが、夜寝る前など周りが静かな時は少し気になります。
そんなものだと理解できていれば問題ないですが、知らずに採用した人や音に敏感な人は後悔ポイントになります。
今は慣れましたが、最初のころは「何事だ?!」とびっくりしてました。
無垢の色や模様が思っていたものと違い過ぎて後悔
建てる前のイメージと色が全然違って、私は濃い茶色のイメージだったのですが、思ってたよりも白く、出来上がったときに「あれっ」と思ってしまいました。
これは完全に確認不足ですね。
無垢床に限らず実物はしっかり確認した方がよいですが、無垢床は天然の木を使用するため、色や模様は若干イメージと異なることが多いようです。
ただし、無垢床は年数が経つと色合いも変わってくるのでそのギャップが埋まる可能性もあります。(逆も然りですが笑)
できれば、全く同じ床材を使用したモデルハウスに行くなどしてイメージは掴んでおきたいですね!
同じ無垢床を使用しているお家を確認してから採用するようにしましょう。
無垢床に隙間ができたり、ひび割れたりした
綿棒が余裕で入るぐらいの隙間があったり、その隙間を覗くとひび割れがあったりもします。
隙間やひび割れも冬によく起きます。
我が家も1年目からひび割れが起きていました。
隙間についてはそういうものだと理解していたので何ともなかったのですが、ひび割れを見た時はやはりショックでしたね。。。
ただ、季節が変わって夏になるとまた木が膨張してくるので、隙間と同様にひび割れも目立たなくなってきます。
ひび割れについても、「そんなものか」と割り切れるといいですね!
無垢の特徴を知ることで後悔は減ります。
無垢材を採用せずに後悔した人たちの声まとめ
無垢床に後悔している人もいれば、無垢床にせずに後悔した人もいました。
参考に紹介します!
お客さんが触れない位置は無垢材をやめたのですが、足ざわりが全然違うので、プライベート空間も無垢材にすれば良かったです
床も無垢には出来なかったし、キッチン収納も洗面も玄関収納も標準…
子供がいてよく物をこぼしたりするのと下記の理由で当初の希望だった無垢の床を諦めました。
無垢床を採用しなかった人たちの理由は、以下のとおりです。
無垢床を採用しない理由はいろいろですが、納得しないまま決断してしまうと必ず後悔します。
ハウスメーカーやネットに書いてあることを鵜呑みにせず、しっかり考えて決めていきたいですね!
無垢床とフローリングを両方採用した我が家がメリット・デメリットを徹底比較!
我が家は普段1Fにいることが多いため、1Fを無垢床にして2Fはフローリングにしました。
全部無垢床にしたり、フローリングにしたりしなくてよかったと思う点は以下のとおりです。
・2Fをフローリングにした分コストカットできた
・リビングなど普段よくいる場所が無垢床のため、肌触りが最高
・2F(子ども部屋)は気を遣わなくてよいので精神的にラク
1F無垢床と2Fフローリングを徹底比較
ここでは我が家で採用した以下2つの床材を比較します。
ハウスメーカーが用意してくれた無垢床とLIXILのフローリングの比較表は以下のとおりです。
「かなり」主観的な意見なので、参考程度にみてみてください。
無垢床 | フローリング | |
肌触り | とても良い | 普通 |
見た目 | 自然の木の模様でかっこいい | どこか人工的な感じ |
ニオイ | 微かに木のニオイがする | 無臭 |
汚れの目立ち具合 | よく見ればシミが少し気になるくらい | 汚れがついていない(全く気にならない) |
傷のつきやすさ | 重たくて鋭利なものを落とさない限り大丈夫 | 傷がついていない(全く気にならない) |
ひび割れ | 冬に起きるが気にならないレベル | 全くなし |
カラー展開 | 2色 | 5色 |
掃除 | 掃除機、ドライのクイックルワイパー | ウェットのクイックルワイパー |
どちらもメリット・デメリットがあるので、住む人の性格やライフスタイルによって決めることになると思います。
次は、実際に住んでみて無垢床がおすすめな人と無垢床をおすすめできない人を解説します。
決めきれない人は次の章も参考にしてみてください!
経験談!無垢床を採用すべき人と採用すべきでない人
無垢床を採用すべき人と採用すべきでない人をまとめてみました!
あなたはどちらに当てはまりますか??
採用すべき | 採用すべきでない |
割とマメな方でよく掃除をする | ズボラで掃除が苦手 |
経年劣化を楽しめる | ずっと新築みたいにしておきたい |
多少音が鳴っても気にしない | 音に敏感で小さい音でも気になる |
自然のモノが好き | 素材にこだわりはない |
予算に余裕がある | 無垢のために何かを諦める必要がある |
家では年中裸足でいる | 冬は靴下をはいている |
おおらかな性格である | 几帳面な性格である |
いかがでしたか?
我が家は全問無垢床!と言いたいところですが、ズボラで掃除が苦手でも無垢床を採用したケースです。笑
丸2年間メンテナンスというメンテナンスを全くやっていないのですが、今のところ大きな不満なくきれいに保ててますよ!
夫婦でやってみるのもいいかもです!
(我が家のような)ズボラでも無垢床にしたいってかたは以下のようなクリアマットがおすすめです。
特にお子さんが小さい場合は、これを敷いておくと床に何をこぼされても気にならないので絶対敷いておくべきです。
ぜひ無垢材を採用したい場所
無垢床に採用すべき場所は、ズバリ!
せっかく高いお金を出して無垢床を採用するんですから、1日で1番居る場所(ほとんどがリビングですよね)に採用すべきです。
また、メンテナンスを頑張らなくても長くきれいに保つにはできるだけ汚れない場所(水回り近くは避けるなど)を選択することも忘れずに!
新築で1番後悔する場所はリビング!後悔ポイント16選と失敗しないコツ【結論】無垢床のよさは住んでみないと分からない(機能だけでは語れない)
いかがでしたか?
今回は無垢床にして後悔している経験者の意見やフローリングとの比較をもとに無垢床を採用すべきかどうか判断する材料となればうれしいです。
夫婦でしっかり検討して後悔のない家づくりを進めましょう!