・洗面所の窓をつけるかどうか悩んでいる
・どうすれば失敗しないかポイントを知りたい!
注文住宅を建てた僕が洗面所の窓について調べまくったので解説します!
我が家の洗面所は、鏡の上に大きめのFIX窓を付けました。
感想としては以下のとおり
洗面所の窓に関して特に不満はなく、満足しています。
でも、注文住宅を建てた多くの経験者たちは洗面所の窓で後悔しています。
これから家を建てる人たちが洗面所の窓で後悔しないよう、この記事では洗面所の窓の後悔ポイントと後悔しないための対策法をまとめました。
少しでも悩んでいる方の参考になればうれしいです!
目次
洗面所の窓の後悔ポイントと対策法
洗面所の窓で後悔する人はたくさんいます。
その原因はさまざまですが、多かったのは以下9つのポイントです。
※気になるところをクリックすればジャンプできます。
では1つ1つ詳しくみていきましょう!
洗面所の窓の後悔 ①窓を付けたのに暗かった
窓を付ければ明るくなると思っていたのに暗かった・・・
窓をつけたにも関わらず、洗面所が暗くなってしまった例ですね。
この原因としては以下が挙げられます。
- 窓の位置が悪く、顔が暗く見える
- 窓側に高い建物があり、光を遮っている
- 窓自体が小さい
1.窓と鏡の位置関係が悪く、顔が暗く見える
洗面所の窓は鏡との位置関係が非常に重要です。
写真を撮るときに「逆光」を意識しますよね。
窓と鏡も同じ関係で、鏡と反対側に窓を付けた場合、顔が暗く見えます。
おすすめは、我が家のように鏡と同じ壁に窓を設置することです。
鏡と同じ側につけた場合は以下のようになります。
照明をつけてなくてこれくらい明るくなるので、顔がパットみえて気持ちがいいです!
奥さんは照明つけずにお化粧していますよ!
2.窓側に高い建物があり、光を遮っている
どんなに大きな窓を高い位置につけても、光が入ってこないと意味がありません。
このような場合は、無理に窓を作らず照明にこだわることをおすすめします。
窓がない分、少し窮屈に感じるかもしれませんが、洗面所自体を少し広くしたり、回遊動線にして開放的にすれば解決できます。
照明だけでも明るくできるので、無理に窓をつけなくても大丈夫です!
3.窓自体が小さい
言うまでもなく、窓のサイズが小さいと日当たりが悪くなり暗くなります。
換気用ならよいですが、明るさを重視するならある程度の大きさがある窓を選びましょう。
小さい窓をいくつも作るより大きめの窓を1つ作った方が、日当たりも確保できますし、掃除がしやすいという面もあるのでおすすめです。
我が家のサイズは横120cm × 縦40cmです。
洗面所の窓の後悔 ②窓の位置が悪かった
窓の位置を間違えてしまった・・・
窓の位置は超重要です。
例えば、以下のような場合
洗濯機と重なってしまい、窓の開け閉めがしづらくなることがあります。
洗面所の窓は、洗濯機や棚などと干渉しない位置に窓をつけるとよいです。
洗面所の窓の後悔 ③外からの視線が気になる
窓をつけたのはいいものの、外からの視線が気になり、年中カーテンを閉めています・・・
洗面所に限ったことではないですが、窓を付ける際は外からの視線を気にしないと後悔します。
特に洗面所は着替えたりするので、絶対覗かれたくないですよね。
洗面所の窓はなるべく曇りガラスにすることをおすすめします。
窓が大きかったり、位置が低かったりするとシルエットが映る可能性もあるので要注意です!
洗面所の窓の後悔 ④防犯が心配
窓をつけたんだけど、防犯面で心配
我が家は高い位置のFIX窓(はめ殺し窓)にしているため、防犯は問題ないと思っていますが、換気をしたいという方は比較的低い位置に開け閉め可能な窓を付けると思います。
当然ながら、窓を付けると泥棒が入ってくるリスクが増えるので、防犯ガラスにすることはもちろんの事、外から侵入できないような作りの窓を検討しましょう。
防犯面だと「内倒し窓」や「ツーアクション窓」「小窓」がいいそうです。
YKKAapさんのサイトがすごくわかりやすかったので、以下参考にしてください。
洗面所の窓の後悔 ⑤窓のせいで洗面所が寒い
窓をつけたら、冬寒かった・・・
トイレでも同じ後悔がありましたが、窓をつけると冬は寒いという方がいました。
洗面所は着替える場所でもあるので、寒く感じやすいですね。
なるべく高い位置にしたり、窓自体を小さくすると寒く感じにくいかと思いますが、高いと開け閉めしにくいし、小さいと日当たりが悪くなります。
どちらを優先すべきかはよく考えた方がよいですね。
洗面所の窓の後悔 ⑥結露・カビが気になる
洗濯機近くに窓をつけたら結露がすごくてカビが心配・・・
洗面所は湿気が多く、お風呂に入る際は温度も上がったりするので、結露やカビができやすい場所だそうです。
洗面所に洗濯物を干す可能性がある方は特に注意です。
カビや結露を防ぐには換気が一番なので、開け閉めできる窓をおすすめします。
ただし、大きすぎる窓や位置が悪い窓にしてしまうと外からの視線が気になったり開け閉めしづらくなるので、他の後悔例も参考にしながら設置しましょう。
洗面所の窓の後悔 ⑦窓の開け閉めがしづらい
窓をつけたけど、開け閉めしづらい・・・
窓が開け閉めしづらくなる要因は以下の3つです。
- 窓の仕様で開け閉めしづらい
- 位置が高くて開け閉めしづらい
- 洗濯機などに干渉して開け閉めしづらい
最近は窓の種類も豊富で開け閉めの仕方も様々です。
頻繁に換気したいと思っている方で、開け閉めがスムーズにできない窓を付けた方はとてもストレスを感じているようです。
先ほど説明した「窓の教科書」を確認しつつ、窓の種類にもこだわっていきましょう。
高い位置に設置した窓や洗濯機の高さに干渉する位置に設置した窓についても開け閉めがしづらくなる可能性があるので、要注意です。
洗面所の窓の後悔 ⑧窓をつけなくて後悔
窓をつけておけばよかった・・・
逆に窓をつけずに後悔する人もいました。
窓を付けずに後悔した人の理由は以下のとおり
照明の明るさや洗面所の通気性は確認しておいた方がよいですね。
ちなみに、我が家は暗いのは絶対イヤだったので、窓があるにも関わらず照明を多めにつけています。(結果、窓だけで十分だったので余分でしたが。笑)
※写真は早朝に取ったので暗めに見えますが、十分明るいです。
洗面所の窓で後悔しないために考えておくべき3つのこと
後悔事例とポイントを踏まえて、洗面所の窓で後悔しないための考え方について解説します。
洗面所の窓で後悔しないためには、我が家が経験したことと住んで分かった事実から、以下3つのことが大切であると考えています。
- 洗面所の窓に求める役割は何か
- 洗面所をいつ誰がどのように使うか
- 洗面所側の建物状況をどうなっているか
詳しく解説していきます!
洗面所の窓に求める役割は何か
まずは、洗面所の窓に求める役割を考えてみましょう。
洗面所の窓が持つ役割は大きく3つですよね。
- 洗面所を明るくする
- 洗面所の風通しをよくする(換気)
- 洗面所をおしゃれにする
窓に全部の役割を持たせたいと考える人が多いと思いますが、以下のような考え方もあります。
・明るさは照明で調節するから窓は要らない
・お風呂に換気扇がついているから風通しはどうでもいい
・窓の代わりにニッチにしてオシャレにしたい
窓に求める役割を考えることでどんな窓にするか決めやすいですよ!
洗面所をいつ誰がどのように使うか
洗面所を使うシーンをイメージすることも重要です。
例えば、我が家でいうと以下のとおり
我が家の場合は、奥さんがお化粧をしたり身支度で使用するシーンが多いので、明るさはとても重要でした。
また、着替えの際に寒くなるが嫌だったし、回遊動線にして風通しを良くしていたので、開け閉めできる窓ではなくFIX窓を採用しました。
逆に洗面所で洗濯物を干したいという方は換気できた方がいいですよね!
洗面所を使うシーンをイメージしてみることで、どんな窓がよいかのヒントが得られたりしますよ!
洗面所側の建物状況がどうなっているか
洗面所側の建物状況を確認します。
なぜなら、洗面所側に高い建物が立っていたり、隣の家との距離がやたら近かったりすると窓を付けても明るくならないことがあるからです。
この場合は、照明を多めにつけて明るさを確保する方がよいこともあります。
ただし、日当たりが悪くても窓があった方が明るくなる場合もあるので、現地で日の当たり具合を確認したりハウスメーカーや工務店の営業さんに相談してみてもいいかと思います。
窓をつけたものの、暗くて後悔している人が多いので、ここはしっかりチェックしておきましょう。
隣が空き地で不安ですって方は、以下記事も参考にどうぞ。
洗面所の窓の後悔ポイントと対策法のまとめ
いかがでしたか?
この記事では、洗面所の窓の後悔ポイントと後悔しないための考え方を解説しました。
家づくり全般に言えることですが、洗面所の窓についても正解はありません。
各ご家庭によって洗面所をどう使いたいかによって正解が変わるので、この記事を参考にしつつよく話し合って決めてください!
それでは終わります!
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