・どうしたら「ダサい」外観にならずに済むの?
・外観で抑えるべきポイントを知りたい!
外観で後悔している人、意外と多いんです!
注文住宅を作る際、間取りや内装ばかり気にしすぎていませんか?
もちろん間取りや内装も暮らしの質に直結するので超大事ですが、外観をテキトーに決めると後悔する可能性が高いです。
外観をこだわらずに決めた経験者たちはこう言います。
我が家はつくづく何もこだわりの無いシンプル過ぎる外観だなと思って少し後悔してます。
まず外観が気に入りません。間取りに必死だったので外観の事はちっとも頭に無かったのです。
内装は後悔はないのですが、外観がとにかくやり直したいレベルに悲しいです。
では、外観にこだわっていたらどうなっていたのでしょうか?
外観にこだわれば、家がかっこよくなり、愛着が湧いてどんどん家が好きになります!
外観にこだわれば、きっと家が好きになりますよ!
目次
注文住宅の外観がダサいと思われがちな家の特徴
そもそも外観がダサいと思われる家とはどんな家でしょうか?
ハウスメーカーの方の意見やネットの口コミを調査すると以下3つの特徴があることが分かりました。
- 地味で建売っぽい見た目の家
- 奇抜なデザインの家
- 中途半端なコンセプトの家
1つ1つ解説していきます!
地味で建売っぽい見た目の家
まずは建売っぽい家(地味で無難な見た目の家)です。
建売がすべてダサいとは言いませんが、どこにでもあるような外観は、地味でかっこいい(かわいい)とは言えません。
ありきたりな素材・色の外壁で窓もベーシックなものを選び、良くも悪くもシンプルでこだわりのない家。
せっかく注文住宅なのに、建売と同じような見た目だと「ダサい」と思われがちですね。
注文住宅なのに建売っぽいと「なんでこれにしたの?」って思っちゃいます。。。
奇抜なデザイン(家のかたち、外壁の色)の家
とにかく明るい色や、何かを連想させるような柄(有名なお菓子の包装の柄など)の外壁などの奇抜なデザインの外観は少し考えた方がよさそうです。
夫婦が揃って「これがいい」っていうのであれば問題ないと思いますが、どちらかのセンスで決めるのは非常に危険ですね。
あまりに個性的すぎるとダサくなるかもです。。。
中途半端なコンセプトの家
コンセプトが定まっていない家もダサくなりがちです。
コンセプトとは、いわゆる家のテーマです。
例えば、「和モダン」・「アメリカン」・「北欧風」などなど。
家自体はアメリカンではないのに外構だけアメリカン仕様になっていたり、北欧風の家なのに窓がノーマルな引き違いの窓だったり。
コンセプトがバラバラで軸が定まっていない中途半端な外観は、どことなくダサく感じます。
軸はあまりぶれない方がいいですね。
口コミ調査で分かった注文住宅の外観がダサくなる理由
では外観がダサくなる理由はなんでしょうか?
ネットの口コミを調査した結果、見えてきた共通点がありました。
安心してください。センスではありませんよ?笑
外観がダサくなる理由は以下3つです。
- 無難なものを選んでいる
- 下調べが足りていない
- 間取りや内装にこだわり過ぎていて、外観にかける時間や費用が少ない
無難なものを選んでいる
先にも述べましたが、無難なものを選ぶと建売っぽくなってこだわりがない外観が出来上がってしまいます。
すっごいダサくはないですが、どことなくダサいと思われても仕方ありません。
無難なものを選ぶ心理としては、以下の理由があると考えられます。
皮肉なことに、絶対失敗したくないと思って無難なものを選んだ結果、住んでから外観に後悔している人がたくさんいるんです。
また、やりたいことはあったのに「近所で浮くかも」と無難なものに変更して後悔する方もいます。
外観を決める際はこだわりがなかった人も、住んでから「こだわっておけばよかった」と後悔しています。
無難なものを選び過ぎていると感じたときは、一度立ち止まって考えなおしてみよう!
下調べが足りていない
そもそも、下調べが足りていないパターンもあります。
外観以外にも言えることですが、事前の下調べが足りていないと、どんなことができるのか把握できないので、限られたものから選ぶことになります。
家を建ててるうちに情報が入ってきて、「こうしとけばよかった!」と後悔しても遅いですからね。
家づくりは、何事においても下調べが大事!
間取りや内装にこだわり過ぎていて、外観にかける時間や費用が少ない
外観は、普段、家の中で生活していると何ら影響はありません。
外観がおしゃれだからってとてもリラックスできるわけじゃないし、家事がラクになるわけでもありません。
間取りや内装にこだわれば、よりリラックスでき、家事もラクにすることができるので、みんな間取りや内装にお金をかけて、外観にはあまりお金や時間をかけないんですよね。
お金や時間をかけないと、やっぱりいいものはできない!
注文住宅の外観は「外壁」「家の形」「窓」「外構」の4つで決まる!
外観を決めるの大変そうだな・・・と思っていませんか?
外観を決める要素はたったの4つだけです。
- 外壁の種類(素材・色)
- 家のかたち(間取り)
- 窓の種類・大きさ
- 外構
この4つをテキトーに決めると建売住宅が出来上がってしまうので、外からの見た目を意識しつつ作っていくと、外観にこだわりがでてきて、ダサくならずに済みます。
難しく考えず、1つ1つこだわって選んでいけばかっこいい外観になりますよ!
新築がダサい外観にならないために今すぐできること
「テキトーに決めちゃダメ」「こだわりを持つべき」なのは分かったけど、何からやればいいの?と思ったあなたに今すぐできることを解説します!
今すぐやっておきましょう!
住宅会社のカタログで色々な外観の施工事例を見ておく
まず、絶対やるべきなのは「下調べ」です!
どんな外観ができるのか、情報がないとイメージも沸きませんし、選択肢が広がりません。
今はネットにいくらでもネタが転がっているのでネットで調べまくってください。
例えば、窓の大きな家が良ければ「窓 大きい 家 外観」とか、バルコニーが広い家が良ければ「バルコニー 広い 家 外観」とかでめちゃくちゃ引っかかります。
気になるハウスメーカーや工務店がある場合は、カタログを取り寄せるのが一番の近道です。
特に決まってないけど、各住宅会社でどんな外観が得意なんだろうと思っている方は、無料のカタログ一括請求をしちゃいましょう。
我が家も活用したので、気になる方は体験談も参考にしてみてください。
>>【我が家の体験談】有名ハウスメーカーから無料で間取りプランをもらう方法家の周りを散歩して気になった家の外観をよく見ておく
カタログだけでなく、実際の家を見るのもおすすめです。
今住んでいる家の近くが住宅街であればぶらぶら散歩してマネしたい外観の家を探してみるとよいです。
カタログより実際の色見だったり、素材の質感だったりが確認できるので、出来上がった後のギャップは生まれにくいです。
ただし、住んでいる人に直接聞ける場合を除き、マネしたい家が採用している外壁の素材や色がどんな型番でどの色のものか分からないこともあるので、カタログと併用するのが良いです。
基本撮影はNGなので、住宅会社の営業をその家の前まで連れてくるか、カタログで似た外観の素材や色を探しましょう。
あらかじめ、家の外観(見た目)にも予算を取っておく
間取りや内装に予算を取っている人は多くいると思いますが、外観に予算を確保している人は少ないと思います。
間取りや内装にこだわり過ぎて外観で予算を削っていては、ダサい外観が出来上がるのも目に見えているので、あらかじめ外観の予算を確保しておきましょう。
いくら外観の予算として確保しておくべきかですが、僕の感覚だと外壁で50万円、窓で30万円、外構で200万円くらい確保しておけばある程度かっこいい外観ができるのではないかと思います。
家の外観についても夫婦でよく話し合う
ネットの口コミをと調査すると、夫婦の意見が食い違って後悔しているパターンが多くありました。
以下は引用になります。
夫の好みがシンプルモダン、私の好みは洋風で意見が割れ、前に進まなくなりました。
設計の際、夫が提案した外壁の配色がとても変でした。表面と裏面がチェックボックスクッキーのようになっています。 提案されたときは変だと言ったのですが、あまりにも自信満々で押しが強く、絶対これがいいという感じだったので、夫が満足いくならそれは幸せなことだし、私が我慢すればと思い、渋々OKしました。
とくに「夫の意見を聞いたけど、やっぱりダサかった」という意見が結構多かったですね。笑
こればかりは、しっかり夫婦で話合うしかないと思います。
うちはたまたま奥さんと意見が合致していたのでスムーズに進み、かつ引っ越し後も後悔なく過ごせています。
でも、夫婦で意見が合致することってすごく稀ですよね。
夫婦で意見が食い違った場合は、「ダサい」外観だけは何としても避けられるよう、カタログやネッ画像検索で代替案をいくつか提案しつつお互いの妥協点を探ってみましょう。
結局、ダサくない外観とは何のか?
ここまでダサい外観にならないためにどうすればよいか述べてきました。
ただし、家の外観もファッションと同じように、「ダサい」「おしゃれ」は人それぞれです。
結局好き嫌いなんだと思います。
「あえて」地味にしてもいいし、「あえて」ド派手にしてもいいと思います。
無理してこだわりポイントを作っておしゃれにするのではなく、夫婦でよく考えて納得して決めた外観であれば全然問題ないです。
後悔しないためには、この「納得感」がすごく大事だと思います。
住んでから後悔しないよう、外観も間取りや内装と同じくらいよく考えて納得したものを選んでいきましょう!