・オール電化だと停電したらマズイよね・・・
・オール電化に決めちゃったけど不安になってきた
・停電以外にもオール電化のデメリットはできるだけ多く知っておきたい!
オール電化は火事の心配はなくなるけど、停電が怖い!
僕が新築でオール電化を採用する際に一番不安だったのが「停電時の影響」です。
「オール電化にしたら、停電時にコンロが使えなくなるし、お風呂に入れなくなる。」そう思っていました。
ところが、調べてみると、
この記事を読めば、停電時の影響と対策をイメージすることができ、オール電化の不安を減らすことができるはずです。
オール電化にしようか悩んでいる方や、オール電化に決めたものの不安に思っている方に参考になればうれしいです!
目次
みんな知らずに後悔!オール電化のデメリット5つ
まずは、オール電化のデメリットについてみていきましょう。
そんなの知ってるよ!って方は、読み飛ばしていただいて結構です。
オール電化のデメリットは以下のとおりです。
- 停電時に生活への影響が大きい
- 電気の使い方によってはガスよりオール電化の方が費用が高くなる
- エコキュート導入時の初期費用や故障時の修理費用が高い
- オール電化だと使いたい電化製品が使えない場合もある
- IHコンロでは料理好きだとものたりない
停電時に生活への影響が大きい
電気一本だから影響はでかい!
オール電化はすべてを電気でまかなうため、ガスと併用する場合と比べて停電時に影響が大きいです。
ガスの場合との差異は主に以下2つです。
「料理ができない」「お風呂に入れない」という僕たちのライフラインともいえることができないので、オール電化に対してみなさん不安になります。
ただし、お湯が全く使えなくなることではないということがポイントです。
多くの方は停電になるとお湯は一切使えなくなると思っていますが、そうではなく、タンク内に貯まったお湯なら断水していない限り使えます。
そこを念頭において対策を考えておきましょう。
電気の使い方によってはガスよりオール電化の方が費用が高くなる
安くなるんじゃなかったの?
オール電化の場合、日中帯は電気代が高く、夜間帯は安くなります。
当然、日中帯に電気をガンガン使っていると、電気代がどんどん高くなってしまいます。
我が家も新築に住みだして間もない頃は、夫婦二人生活で1カ月2万円ほどかかっていました・・・。
日ごろの電気の使い方を工夫したり、プランを見直したりするなどして電気代を安くする対策が必要です。
エコキュート導入時の初期費用や故障時の修理費用が高い
結構お金はかかるなあ
オール電化はエコキュート導入時の初期費用や故障時の修理費用がかかります。
初期費用は約40万円で故障時の修理代は数万円~数十万円といったところです。
初期費用 | 寿命 | 部分修理 | ヒートポンプ交換 | エコキュート交換 | |
エコキュート | 約40万円 | 約10年~15年 | ~7万円 | 約15万円 | ~70万円 |
ガスは初期費用はほぼ無料、修理代も内容によりますがそこまで高くないようです。
初期費用、メンテナンス費用としてはガスに比べるとオール電化のデメリットが目立ちますね。
オール電化だと使いたい電化製品が使えない場合もある
使える電化製品が限られてる!
ガスファンヒーターや衣類乾燥機の「かん太くん」は、オール電化では使用できません。
最近インスタやCMなどでよく目にする「かん太くん」ですが、ガスを使用して一気に乾かすことで人気ですよね。
当然ガスが通ってないと使用できないので、どうしてもかん太くんを使用したい場合は、ガスにしましょう!
他にも使いたい家電がガスを使用するものでないか、念のため確認しておきましょう。
IHでは料理好きだと物足りないことも
強火で一気にってのができない
IHだとガスに比べてどうしても火力が足りなかったり、火力の調節が難しかったりします。
強火でチャーハンをパラパラにしたい場合や、ふわふわのオムレツをつくるにはガスの強い火力があった方が作りやすいです。
また、炙りなどの調理もできないので、料理にこだわりを持っていて、いろんな料理をされる方は認識しておきましょう。
停電したときの復旧日数を調べてみた(結論:1週間程度)
僕としては、オール電化は停電時に感じるデメリットがもっとも大きいと思ったので、停電時の対策について考えてみることにしました。
具体的な対策を考える前に、まずどのくらいの期間で電気が復旧するのか調べてみました。
あの東日本大震災でさえ、電気は約1週間で復旧していることが分かったので、とりあえず1週間乗り切る方法を考えれば、何があっても安心かなと思いました。
※2019年に起きた台風15号では復旧が2週間以上かかったところがありますが、我が家の住むエリアはあそこまでの被害はでないと想定しています。
オール電化を採用した我が家がやってる停電対策!
オール電化を採用している我が家を例に、停電が起きた時の影響と対策を具体的に考えてみました。
実際に停電はまだ経験していないのですが、ネットやインスタなどで調べまくった事例をもとにシミュレーションしてみました。
想像しやすいよう、家族構成を記載しておきます。
家族構成:
・夫(30代会社員:テレワーク中心)
・妻(30代専業主婦)
・子ども(0歳)
停電時の影響と対策①IHコンロが使用できないため、料理や離乳食が作れない
離乳食が作れないのはマズイ!
とても当たり前の話になってしまいますが、IHコンロが使えなくなるため、料理やり入力ができなくなります。
我が家では、停電に備えてカセットコンロとカセットボンベを備蓄しています。
カセットボンベは保管期限があるので、少しずつキャンプや鍋料理のときに使用しながら備えておき、都度補充するというやり方をしています。
IHでしか使えない鍋もあるので、カセットコンロでも使える鍋も用意しておきましょう!
停電時の影響と対策②お風呂はエコキュート内のお湯がある限り使える
停電でもある程度お湯使えるんだ!
停電になっても、エコキュートのタンク内に貯まっていたお湯は使えます。
お風呂に浸かるのは当然諦めるとして、少しでもシャワーは浴びたいですよね。(特に夏場)
我が家のエコキュートは370Lタイプなので、シャワーは1分間で約12リットル使用するようなので、1人1日3~5分に制限すればMAX数日は行けそうです。
災害がきそうな予報(台風が近づいているとか、大雨予報とか)がでたら、タンクをいっぱいにしおくことも忘れないようにしたいですね。
説明書をよく読んで、エコキュートの使い方を勉強しておきましょう!
停電時の影響と対策③エアコンなどの暖房器具が使えず寒い
ガスならファンヒーターがあるけど・・・
電気が使えないので、当たり前ですが、エアコンなどの暖房器具が使えません。
高気密高断熱の家とはいえ、真冬は耐えられないと思うので、なにかしら対策をしておきたいです。
カセットガスストーブ(カセットボンベを使用した暖房器具)があるので、そちらを備えておけば安心ですね。
また、家づくりの初期段階であれば、広すぎる部屋を少し小さくしたり、リビングを南側に置くなどして寒くなりにくい間取りを意識してみるのもいいかもしれません。
すごく細かいけどオール電化にして感じたデメリット
ここからは我が家がオール電化にして感じたデメリットについて書いていきます。
停電時の影響に比べるとなんてことないのでご参考までにどうぞ!
引越し時にフライパンや鍋をすべて買い換えないといけなかった
引っ越し時は金欠だったから痛かった
これ意外と痛かったです・・・。
1個ずつ買い替えようと思っていたのですが、「いずれ買うんだから」とティファールに一式買い替えたところ、約3万円の出費でした。
ただ、逆にこれがあれば他は要らないのでおすすめです。
シャワーの水圧が低くて物足りない
ある程度の水圧は欲しい!
はじめ、オール電化のせい?と思っていたのですが、ネットの口コミを見ているとどうやらオール電化の影響もあるようです。
高圧力のエコキュートもあるので、シャワーの水圧にこだわりが強い方はハウスメーカーや工務店に問い合わせしてみてください。
我が家は高圧力のエコキュートは高かったので、シャワーヘッドを変更しようか検討中です!笑
冬場たくさんお湯と使うと湯切れになって寒い思いをすることがある
ガンガン使ってるとたまになる!
これも我が家だけ?と思ったのですが、口コミも書かれていました。
お湯をたくさん使ってしまうと湯切れが起こり、一定時間ぬるいお湯が出ることがあります。
凍えるほどではないので、まあこんなもんかなと思っておけばOKです。
頻繁に起きるようなら、お湯の使い方やプラン、故障がないかなどチェックした方がよさそうです。
エコキュートを設置しているスペースがもったいない
ゴミ出しするときにちょっと狭い!
エコキュートは家のすぐそばに設置します。
土地が潤沢にないおうちはエコキュートを置くと通路が狭くなることがあるので、土地に対する家の配置を考える際はエコキュートの位置も考慮しておきましょう!
楽天でんきだとオール電化プランがない
楽天ポイント貯めたかったなあ
最後は超細かいところにきましたが、オール電化の方は楽天でんきにしてもお得にならない可能性が高いです。
僕は楽天ポイントの魅力にハマり、楽天経済圏(なるべく楽天のサービス内で生活すること)を目指しているのですが、楽天でんきはあきらめました。
東京電力のオール電化専用プランである、「スマートライフS」というプランを契約しています。
オール電化での後悔は、デメリットを知って対策しておけばある程度防げる!
いかがでしたでしょうか?
この記事では、新築でオール電化にした場合の後悔を最小限にするために、停電時の影響やデメリットを挙げていきました。
オール電化で後悔しないためのポイントをまとめました!
- カセットコントやボンベでIHコンロの代用はできる!
- カセットガスストーブを準備して寒さ対策!
- お湯はある程度使える!
- 小さなデメリットも認識しておく!
- 適切なプランを選択する!
デメリットをしっかり認識して備えておけば、引っ越してからも安心して暮らせますし後悔も減ると思います。
ではおわります!